続々と新作安全靴が登場中

安全靴は、工場や建設現場などで、足や指を保護するために着用するもので、合成皮革やビニールなどで頑丈に作られています。そのため、片足で400グラムを超える重量があり、ブーツやハイカットの安全靴になると、片足で500グラムを超えるものもあります。重い靴を1日中履いて、歩きまわっているだけで、疲れ果ててしまうことも珍しくありません。また、靴底が固くクッション性がほとんどないので、立ちっぱなしで作業をしていると、足の裏やふくらはぎの筋肉に疲労がたまってしまいます。

このような現場の人たちからの声に応えて、安全靴の製造メーカーは従来の不満点を改善した新作を次々と発表しています。女性や年配の人に好評なのが、軽さを追求した新作です。新作では、素材や足型を見直して、従来よりも100グラムほどの軽量化に成功しています。重い人工皮革やゴムの代わりに、ナイロンやメッシュを大胆に使用しており、軽いだけでなく通気性も確保しています。

就業時間が終わることには、足が重くて棒のようになってしまうという人にピッタリだと言えます。また、カラーやデザイン性を重視した新作も登場しています。女性の好きなピンク色を大胆にフィーチャーしたスニーカーのような新作もあり、お洒落にうるさい人も納得の出来栄えです。スニーカーのような外見だけでなく、エンジニアブーツやアウトドアシューズのような見た目のものもあり、プライベートで履いてもおかしくない洗練されたデザインとなっています。